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意外と知らない瞑想の健康効果。安眠、ストレス解消の理由が明らかに

「瞑想をするとリラックスできる」「心を鎮めることができるので集中力や記憶力が向上する」。普段、瞑想(メディテーション)をしない方でも、このような効果を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 

  

 

 

科学が進歩した現在では、瞑想(メディテーション)の研究もより高度なものになっています。例えば、高血圧や精神疾患が瞑想によって改善された例を検証する調査、また疼痛を和らげるのに瞑想が有効であることを科学的に証明する調査なども発表されているのです。



近代まで“神秘”で片付けられてきた瞑想(メディテーション)の効果。これを科学的に証明するために、最近では多くの研究がなされています。


  

 


本記事では、活発に研究されている瞑想(メディテーション)の健康効果について、また「瞑想中の脳の状態」がどうなっているのかを、現在解明されている範囲でお伝えしていきます。
(この記事は2021年3月に書かれています)

  

 

  

 

瞑想とは何か?

瞑想(メディテーション)は、今から3000年以上も前から行われてきた心身の鍛錬法です。もともとは“解脱”を目的とした修行として行われていた瞑想。しかし現在では、一般の人も精神の安定やリラックス効果を求めて瞑想(メディテーション)に触れはじめています。

  

 

心と体を結びつける瞑想

たくさんの種類がある瞑想(メディテーション)ですが、どのスタイルにおいても共通の要素がいくつかあります。この共通点は瞑想(メディテーション)の軸とも言える要素かと思いますので、初めにお伝えしていきますね。

  

 

座る、歩く、横になる……いずれの瞑想スタイルでも“特定の姿勢を保つ”こと。あるいは、呼吸の感覚やイメージなど、“一点に集中する”というのも多くの瞑想(メディテーション)に共通する要素かと思います。

  

 


静かな状態を作り、去来する雑念を受け入れ、ここにいる状態を意識する……。瞑想(メディテーション)をすることによって、精神と身体がより一層結びつくような感覚を得られるかもしれません。

  

 

瞑想効果、科学的根拠があるもの

できるようになると気持ちの良い瞑想(メディテーション)ですが、「なんだか気持ちがスッキリする」といった気休めではなく、身体への健康効果があると言われています。

  

 



ここでは、近年の研究で示唆される瞑想(メディテーション)の健康効果についてお伝えしていきます。

  

 

不安・不眠の改善

不安感や鬱症状を和らげることがあるというのは、一般的にも広く知られている瞑想(メディテーション)の効果かと思います。「瞑想はリラックスするので不安が解消される」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

  

 



一番シンプルな理由として考えられるのは、瞑想の際に呼吸を意識することで、血圧を降下させる効果が期待できるからです。これにより不安感の緩和や、不眠の改善にも効果があると言われています。

  

 

過敏性腸症候群など腸の炎症鎮静効果も?

厚生労働省ejimの「瞑想の効果の科学的根拠」についてのレポートによれば、瞑想(メディテーション)には「高血圧、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎患者の炎症を緩和する可能性がある」という研究結果があります。

  

 



医学的に古くから使われている言葉に「脳腸相関」というものがありますが、腸と脳は密接に関係していることが、近年科学的にも裏付けられてきています。よくある「緊張してお腹が痛い…!」という現象のメカニズムが、解明されはじめているということなんですね。

  

 



すると、脳を意識的に休息させることができる瞑想(メディテーション)。腸の炎症を鎮静する効果が……なんてことも、ゆくゆくは発表されてしまう未来も期待できるかもしれません。


  

 

瞑想で病気を治そうとしてはダメ

瞑想中に脳波を測る研究ができるようになったことで、瞑想(メディテーション)している脳は普段と違った働きをすることが明らかになりました。すると自然と、瞑想における健康効果への期待も高まります。さまざまな疾患を瞑想で緩和する研究が進められているのです。

  

 


例えば瞑想で慢性疼痛を緩和しよう試みたり、禁煙治療に瞑想(メディテーション)を使ってみたり……。これらは未だ瞑想による効果が立証されていないものです。ですが、今後さらに瞑想(メディテーション)で緩和される心身の不調は解明され、増えていくかもしれません。

  

 

そして情報が溢れる中、瞑想(メディテーション)に興味を持った私たちがいつも心に留めておかなければならないこと。それは「瞑想で病気を治そうとしてはいけない」ということです。

  

 



もしも「瞑想ってすごい!」と心から思えたとしても、病院に行くことを先送りにして、医療の代わりに瞑想をするのは大変危険な行為です。

  

 



瞑想(メディテーション)に身体的な健康効果を求めたい場合、それは治療ではなく「健康管理法」として行うべきでしょう。辛い身体の不調があれば、きちんと医療機関を受診して医師の指示に従ったケアを行うことが大切です。

  

 

この記事では、瞑想(メディテーション)とは何か、そしてどんな健康効果が期待され、研究されているのかを紹介しました。

  

 

次回は瞑想することによって、具体的に姿を変えることがわかっている身体の器官「脳」について、さらに詳しく解説していきます!

つづきの記事はこちら

  

 

  

 

  

 

  

 

出典元:8週間のMBSRのプログラムが過敏性腸症候群の患者にどのような影響を与えるか検討する。 

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The benefits of meditation

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すずきあゆみ

東京都在住。全米ヨガアライアンスRYT200修了 画家、WEBライター、料理講師など、すきなことを満遍なくやって生きています。 子供の頃から沈思黙考がすきで、瞑想が日課です。 世界史ファン、インド哲学好き。知りたい欲がいっぱいです。もっともっと勉強します!