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コロナ禍で自殺が他人事じゃなくなってる!これってコロナ鬱?しんどい時の対処法

最近なんで心がしんどいのか?

ここのところ、漠然とした不安や焦りで、

目の前の仕事に集中できないなんて方はいませんか?

それって、もしかしたらコロナ鬱かもしれません。

コロナ鬱とは、外出自粛や感染への不安、テレワークや在宅ワークなど、

コロナ禍における漠然とした不安やストレスによって鬱状態になってしまうことです。

コロナ禍で日常生活に大きな変化が起き、

それらのストレスからコロナ鬱になってしまうことで、

自殺が他人事じゃなくなってきているように感じます。

どうしてコロナ鬱になるくらい、心がしんどくなるのでしょうか。

毎日漠然とした不安を感じるから

 心がしんどい理由は、毎日漠然とした不安を感じているからだと考えます。

 コロナ感染の不安やワクチンへの葛藤、社会全体に広がる閉塞感など、

 毎日の多くの時間で「漠然とした不安」を感じていませんか?

 そのような状態が続くと、心がだんだんと疲れてきてしまって、

 コロナ鬱状態になってしまうのかもしれません。

仕事がなくなるかもしれないという不安があるから

コロナ禍になって、たくさんの会社が倒産して、

 

多くの人が仕事を失っているというニュースを目にすることが多くなりましたよね。

 

このように、仕事がなくなるかもしれないという不安がある点も、

 

心がしんどい理由ではないでしょうか。

 

何とか頑張って存続している企業やお店で働く人々も、営業自粛や営業時間の短縮によって、

 

収入が減って生活が苦しくなったということも想像できます。

 

この状況が続くと、いつまで働けるのだろうと心配になっても仕方ないですよね。

 

このように、仕事がなくなるかもしれない不安も、心がしんどい理由だと考えます。

ひとりで過ごす時間が増えたから

 

コロナによる外出自粛の影響で、家で過ごす時間が長くなり、

人と会う機会が減ったのではないでしょうか。

 

それに伴い、ひとりで過ごす時間が増え、孤独を感じる時間が多くなったと考えることができます。

 

例えば、ひとりで過ごしている時、ついマイナスなことを考えてしまうことってありませんか?そして、どんどん深刻なことを想像したり、気分が落ち込んだり。

このように、ひとりで過ごす時間が増えて、マイナスなことをつい考えてしまうことが、心のしんどさを溜めてしまう原因と言えるかもしれません。

コロナ禍によって自殺が他人事じゃなくなってる理由

コロナ禍の影響で、経済的に苦しくなったり、外出できないストレスだったり、様々な変化が起こっています。

厚生労働省と警察庁による「令和2年中における自殺の状況」のデータを見ていくと、

2009年以降ずっと自殺者数は減少していましたが、令和2年度では11年振りに増加しています。

このデータからも、自殺が他人事じゃなくなっていると言えるのではないでしょうか。

では、なぜこのような状況になったのか、詳しく見ていきましょう。

SNSを見る時間が増えたから

1つ目の理由は、コロナによる外出自粛の影響で家に居る時間が増え、SNSを見る時間が増えたことだと考えます。なぜなら、SNSを見る時間が増えたことで、それだけ誹謗中傷を受けるリスクが上がったと言えるからです。

 

実際に、SNSでの誹謗中傷が大きな社会問題として、連日ニュースで報道された時期がありました。

 

これは、SNSの影響の大きさを示しているのではないでしょうか。

 

ストレスで心が疲れてしまうから

2つ目の理由は、ストレスで心が疲れてしまうからだと考えます。

厚生労働省と警察庁による「令和2年中における自殺の状況」のデータによると、

 

特に女性と若者の自殺者数が増えています。

これは、外出自粛による家事や育児などのストレスの増加や、失業などによる経済的な問題の深刻化が起きているからかもしれません。これらのストレスにより、心が疲れてしまうことが考えられます。

悩みを相談できる人がいないから

3つ目の理由は、悩みを相談できる人がいないからだと考えます。

悩みは誰かに吐き出すことによって、心が楽になり、

解決の糸口を見つけることができるかもしれません。

でも、悩みを一人で抱え込んでしまって、誰にも相談できないことってありますよね。

これは、悩みを相談できないのではなく、「この悩みを誰に相談したら良いのかわからない」という要因もあるのではないでしょうか。これはつまり、「悩みを相談できる人がどこにいます」という情報が、届くべき人に届けられていないと言えるかもしれません。

ちょっとしんどいと思った時の3つの対処法

コロナ禍の今、誰もがしんどい思いをしていますよね。

このしんどさが続けば、いつ心が疲れ果ててしまうかわかりません。

でも、ちょっとしんどいなと思った時の対処法を知っておけば、心のしんどさを軽くすることができるかもしれません。

では、これから3つの対処法について、詳しく解説していきます。

 

①SNSから離れてみる

まず1つ目の対処法は、「SNSから離れてみる」ことです。

今の時代は「SNS依存症」という言葉があるくらい、毎日多くの時間をSNSに使っている方も多いのではないでしょう。

SNSから離れてみることで、それ由来のストレスから解放される時間を作ることができます。

「何時から何時まではSNSを見ない」とか「休日はスマホを触らない」とか、例えるなら休肝日のような感覚で。

これまでSNSに使っていた時間を、「自分の好きなことをする時間」に充てることができるのでおすすめです。

②カウンセラーを探して相談してみる

2つ目の対処法は、「カウンセラーを探して相談してみる」ことです。

カウンセラーは悩みに寄り添うプロだからです。体調を崩してどうしてもしんどい時は、病院に行きますよね。これと同じように、悩んでいてどうしようもなくしんどい時に頼るべきなのが「カウンセラー」だと考えます。

 

カウンセラーは、心に寄り添う技術を学んでいる心の専門家です。心が軽くなる方法の一つとして、カウンセラーのことを探しておくと、いつか役に立つ時が来るかもしれません。

③自分を許してみる

3つ目の対処法は、「自分を許してみる」ということです。

これは、しんどいなと感じている時は、もしかしたら「自分を責めている可能性がある」。

SNSで誹謗中傷された時。「自分に非があるのかもしれない」と思ってしまうかもしれません。

  

でも、それは間違いです。

あなたは何も悪くないし、あなたはそのままで良いのです。

このように、自分を責めてしまっていることに気付いたら、どうか自分を許してあげてください。あなたは、ありのままのあなたで良いのですから。

いかがでしたか?

今回は「コロナ禍で自殺が他人事じゃなくなってる!これってコロナ鬱?ちょっとしんどい時の対処法」という内容を書きました。

 

心がしんどくなるのは誰にでも起こることです。

 

もし心が疲れてしんどくなった時は、一人で抱え込まないで、3つの対処法を参考にしてみてくださいね。

出典元

・厚生労働省自殺対策推進室/警察庁生活安全局生活安全企画課「令和2年中における自殺の状況」(令和3年3月16日)

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まつお けいすけ

まつおけいすけ

全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー 中学時代いじめを受け、毎日死ぬことばかり考えていたとき担任の先生に救われました。 今度は私が『心の居場所がない人たちの居場所になる!』と決め、プロの心理カウンセラーになりました。現在は福岡でカウンセリングやメンタルの講師等、心に寄り添う活動をしています。夢は『自死をなくすこと』です。