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“サンカルパ瞑想”でなりたい自分をクリアにイメージ。願望の深層にある“意思”を探そう

“サンカルパ瞑想”でなりたい自分をクリアにイメージ。願望の深層にある“意思”を探そう

「サンカルパ」という言葉は一般的にはそこまで知られていませんが、瞑想(メディテーション)を行ったことがある方にとっては聞き馴染みがあるかもしれません。


自分への誓い・サンカルパを思い描いて行う瞑想「サンカルパ瞑想」。自分が心から望む姿を想像して、瞑想しながら自意識に植え付けることができるため、目的を達成するためのモチベーション維持にとても効果的なのです。


そこで本記事では、“サンカルパ”を設定する時の心構え、サンカルパ瞑想の具体的なやり方について綴っていきたいと思います。

“サンカルパ瞑想” って何?

「サンカルパ」を簡単な言葉になおすと「自分への誓い」。
ヨガ発祥の地・インドの古代語であるサンスクリット語では「意思」や「信念」という意味の言葉です。自分の抱負を短い言葉にして、瞑想中に繰り返し意識するのが「サンカルパ瞑想」。ヨガの伝統的な瞑想方法のひとつです。


年が明けたタイミングで「今年の抱負は〇〇!」と掲げたり、または初詣に行き「〇〇になりますように!」と祈願する方は多いでしょう。これから知っていくサンカルパのことも、まずはそれに近いイメージで捉えてみてください。
サンカルパは理想の自分になるための短いキーワードのようなものです。
ただ、神社でするお願い事とは一線を画すものですので、それをこれからご説明していきます。

「本心ではどのように在りたいか」

漠然とした願望は誰しも持っているものだと思います。「こうなりたい」「こう変えたい」など、「自分が本心から求めている状態」を言語化することで、日々の活動のエネルギーにすることができます。
また、こうした願望の内容がはっきりすれば、達成するためにはどんな障害があるのか気づくことができます。


瞑想(メディテーション)の種類は数多く存在します。中でも「自分は目的達成のためにまず何をしたらいいのか」をクリアにし、モチベーションを高められる瞑想がサンカルパ瞑想なのです。

“サンカルパ”をもっと詳しく知ろう

「目標設定をしよう」と言われたとき、すぐに頭に浮かぶ方も結構いるのではないでしょうか。仕事や勉強のスケジュール管理をする際に、先に目標設定をすることは多いですから、慣れたシチュエーションかもしれませんね。


しかしサンカルパ瞑想においては「表面的・物質的な願望と本来のサンカルパは違うものである」ということを知っておく必要があります。


本章では、サンカルパの探しかたについてもう少し詳しくお伝えしていきます。

自分にぴったりのサンカルパを探そう

日頃、わたしたちの頭に浮かんでいる願望は、実は表面的な目的であることが多いのです。

例えばそうですね、「お金が欲しい!」。生活にお金が必要ない方なんてほとんどいないはずですから、これは多くの方が閃く願いではないかと思います。
この場合「お金持ちになってどうしたいか」が、本当の意思の源です。


お金を使って成し遂げたいことがあるのか……、あるいは安心のために多めのお金を持っておきたい?では、お金を失った時に起きるであろうどんなことが不安なのでしょうか。なぜ安心を得ようとしているのでしょうか。

こうして願いを深く掘り下げて考えることが、自分のサンカルパを見つける第一歩。
実は「目標」「願望」というキーワードからわたしたちが連想するのは、サンカルパ達成ために無意識に思い付いた“手段”であることがほとんどなのです。表面的な目標をさらに深く掘り下げた場所、自分でも気がつかなかった深層に本来のサンカルパが眠っていたりするものです。


お願い事ではなく「階層が深い意思」を

先に「願望」のことを表面的と表現しましたが、決してこれらが悪いというわけではありません。表層にある願望の下を、発掘作業のように探してあげるとサンカルパはきっと導き出されるはずです。

では、もうひとつ例を挙げてみましょう。例えば「痩せたい」という願望を持っているとして。痩せた結果、自分は一体どういう状況になりたいのかを考えます。周囲の人からの視線を変えたい、軽い身体や健康を得たいなど、考えるうちに徐々に物質的な願望からは離れていくはずです。


恐怖心、承認欲求、劣等感など……自分の心に向き合いながら、最初の段階では「もしかして俗っぽい?」と思ってしまうような願いでも、気にせず構わず分解していきましょう。

そして「叶ったらいいな」という希望を、“実行する決意”に切り替えることです。「できますように」ではなく「する」という誓いがイメージを高め、サンカルパの効果をより強いものにしてくれます。

肯定的に、そして達成した時の自分を想像して

サンカルパ瞑想では、瞑想中に頭の中でサンカルパを複数回唱えます。そのため、サンカルパはなるべく短くシンプルにまとめるのがおすすめ。
また、もっとも重要と言えるのが「ポジティブな言葉にする」ということです。

サンカルパは瞑想(メディテーション)によって、日々の意識に刷り込まれていきます。

もしサンカルパにマイナスの意味の言葉が含まれていると、文脈に関係なくネガティブな言葉が頭に残ってしまうこともあります。

例えば「激務を脱出する」は「仕事に心のゆとりを持つ」と言い換えたり、「些細なことで怒らない」であれば「穏やかな心で生活する」。「激務」や「怒る」の反対の意味のポジティブな言葉を探してみましょう。肯定系に言い直せば、“激務” や “怒る”という、思い浮かべるだけでストレスフルな言葉が頭の中いっぱいに膨らむこともありません。
ちょっとのコツですがサンカルパ瞑想を心地よく行うために、ぜひ意識してみましょう。


サンカルパ瞑想をはじめましょう

さて、それではいよいよ、サンカルパ瞑想の実践編。

瞑想(メディテーション)の準備、サンカルパの設定、瞑想中の心構えの順番で行っていきます。

準備するものは3つ

サンカルパ瞑想のために準備するものは「紙・ペン・サンカルパ」の3つです。瞑想(メディテーション)の前にヨガのポーズや呼吸の練習を行って心を整えると、より集中力や思考力が高まり、サンカルパを見つけやすくなるのでおすすめ。

さまざまな方法がありますが、サンカルパは紙に書くことで一層定着しやすくなると言われています。初回だけはサンカルパを紙に書き、2回目からは頭に言葉を浮かべたり、瞑想前にサンカルパが書かれた紙を見るようにするといつでも気軽に瞑想(メディテーション)に取り組めるようになるはずです。

サンカルパ瞑想のステップ

①ヨガのアーサナ、呼吸の練習などを経て瞑想に集中できる体、心を整える

②サンカルパを明確にして、言葉にする、紙に書く

③瞑想(メディテーション)をしながらサンカルパを心の中で唱える

以上がサンカルパ瞑想の基本ステップです。インストラクターによってサンカルパ瞑想のやり方、扱い方はさまざま。ヨガクラスでクールダウンの最中に「サンカルパを思い描いてみましょう」と声がかかることもたまにあったりします。


サンカルパは悩みながら難しく考える必要はありません。「サンカルパを見つけるための瞑想」をしてみると、自分でも気がつかなかった願望の深層に辿り着けるかもしれません。

 

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出典元:佐保田 鶴治 『解説 ヨーガ・スートラ』

uni-ayumisuzuki

すずきあゆみ

東京都在住。全米ヨガアライアンスRYT200修了 画家、WEBライター、料理講師など、すきなことを満遍なくやって生きています。 子供の頃から沈思黙考がすきで、瞑想が日課です。 世界史ファン、インド哲学好き。知りたい欲がいっぱいです。もっともっと勉強します!