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瞑想がもたらす“心へのメリット”とは?自分で整えた心は大切な財産になる

「ストレスケアのため」「集中力を高めたい」などの理由から、日常生活に瞑想を取り入れる人は増えてきました。中でもマインドフルネス瞑想は海外で流行し、今では日本の大企業にも取り入れられています。


マインドフルネス瞑想の流行、さまざまな書籍が私たちの目に触れるようになったことなどから「瞑想が与える身体的なメリット」は一般的にも知られ始めました。

本記事では、“一般に知られる瞑想のメリット”をさらに掘り下げていきたいと思います。


例えば、よく言われる「瞑想によるストレス解消」。では瞑想によってストレスが解消されることで、心はどのように変化していくのでしょうか?

「瞑想は利益を求めないもの」とはいうけれど…

インドで発祥した本来の瞑想は、身体的なメリットは求めるものではありませんでした。

簡単に言えば、精神のトレーニング法として行われてきたのが古来からの瞑想(メディテーション)。それを、現代人のストレス緩和法にアレンジしたものが、現在広く知られているマインドフルネス瞑想といえると考えます。

そのため瞑想(メディテーション)もマインドフルネス瞑想も、実は身体(主に脳)に与える効果はほとんど同じものであると言えます。


マインドフルネスでは、瞑想によって得られる身体的効果を、ストレス解消や集中力増強のために活用します。一方で瞑想(メディテーション)は、リラックスなどのメリットを求めるのではなく「自分の心の揺らぎを抑え、正しく見る練習」を行うのが本来の目的です。

ヨガの先生にも「瞑想ではメリットを求めず、自分自身をじっくりと観察しましょう」とおっしゃる方が多いです。「ようし!」と利益を求めて行うよりも、欲のない状態の方が瞑想状態に入りやすいような気もしますよね。

とはいえ、瞑想そのものが楽しく感じられるようになるまで、あるいは初めからメリットのためでもいいでしょう! まずはワクワクしながら始めるためにも「瞑想をしたらどんな素敵なことが起きるのか」一緒に考えてみませんか?

一般に知られる“瞑想の身体的メリット”

瞑想による身体的メリットは、言い換えれば脳へのメリットと言えるでしょう。リラックス効果も、集中力アップも、脳へのアプローチによって起きる効果であることがわかっています。

例えば、瞑想(メディテーション)を続けることで扁桃体のタンパク質が縮小することがあります。扁桃体とは、脳の中で不安やストレスに関わる部分です。

小さくなった扁桃体に対して、瞑想の実践によって意思決定や集中力などの意識を司る前頭葉前皮質のタンパク質は増大することもわかっています。正しく瞑想(メディテーション)を行うと、こんな風に脳そのものの状態が徐々に変化していくと言われているのです。

瞑想を続けることで得られる3つのメリット

前章では、瞑想(メディテーション)がもたらす脳へのメリットについてお伝えしました。

それでは「瞑想のメリットを得ることで、どんな心境の変化が起きるのか?」。もちろん誰しも必ず!と言い切れることではありませんが、瞑想効果を得られた時、私たちの心にどんなメリットが起きるのか、少し考えてみました。

以前「瞑想によって何が正しいのかわかるようになる」という瞑想家の言葉を見かけたことがあります。これは予言などのスピリチュアル的な意味ではなく、“物事に対して冷静なアプローチができるようになる” “生きるのが楽になる”という真意ではないか、と私は思うのです。

自分の思考パターンがわかるようになる

瞑想(メディテーション)では心を静かに保ち、集中力を高める練習を行います。こうして「自分の意識と向き合う時間」を作ることで、次第に自分の思考パターンが客観的に見えてくるようになります。

心理学の用語で“認知の歪み”という言葉がありますが、思考の癖というのはどんな人にもあるものです。自分自身の思考を客観的に見るすべをを知ることで、自分にも他人にも思いやりを持てるようになると思います。

「自分はこんな風に考えるんだな」「でもこの人は、違うんだ」。というように、自分の感情を理解して扱えるようになることで、自分や周囲の状況を冷静にみて、判断できるようになっていきます。

誘惑や衝動に強くなる

瞑想(メディテーション)によるメリットとしてよく知られているのが、「集中力・注意力の向上」。これらは勉強に励む学生さんやデスクワークを集中して行う方にピンポイントに有効なメリットと捉えられがちですが、そんなことはありません。どんな方にとっても大きなメリットになり得るのです。

“集中して行う能力”は、日常に潜む誘惑や衝動に勝つ心を育ててくれます。
例えば「スマホが常に気になる」「おやつの食べ過ぎをやめたい」……。こういう風にやってくる衝動を客観的に捉え、「来たな」と受け流せるようになってくること。これも、瞑想(メディテーション)のもたらす心へのメリットであると言えるでしょう。

時間を有効に使えるようになる

瞑想(メディテーション)を習慣にした方が口々に語る「使える時間が増えた!」という感想。日々瞑想に時間をさいているにもかかわらず、なぜ使える時間が増えたという意見が多いのでしょうか。

まず、瞑想(メディテーション)をする時間を確保するだけでも時間を管理するトレーニングができます。“何もしない時間”をあえて作るという行いは、私たちに与えられた有限な時間について改めて考える機会を与えてくれます。

さらに、瞑想をすることによって脳が休み、その後の作業のパフォーマンスが上がることが研究で証明されています。また脳科学的には、瞑想中は記憶が整理されているという説もあり、瞑想している間、無意識下でこれから行うことが整理されて取捨選択されているのではないかと言われているのです。

「どうしよっかなあ」と小さく悩む時間が瞑想によって軽減されることで、1日に使える時間が長くなったように感じるのかもしれませんね。

瞑想のメリットは癒やしだけじゃない。

ストレス緩和法であるマインドフルネスの印象から「瞑想=癒やし」というイメージを保たれている方は多いのではと思います。

もちろん瞑想(メディテーション)には、呼吸法、リラックス効果など、心を整える癒やしの要素もたっぷりと詰まっていますが、意外とトレーニングらしい側面もあるのです。


身体的なメリットで心を穏やかにするだけでなく、瞑想(メディテーション)を継続することで「自力で平穏な心を保つ練習」にもなるのです。

出典元:書籍『スマホ脳』

書籍『1分間どこでもマインドフルネス』

瞑想の仕方
uni-ayumisuzuki

すずきあゆみ

東京都在住。全米ヨガアライアンスRYT200修了 画家、WEBライター、料理講師など、すきなことを満遍なくやって生きています。 子供の頃から沈思黙考がすきで、瞑想が日課です。 世界史ファン、インド哲学好き。知りたい欲がいっぱいです。もっともっと勉強します!