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あなたの不眠はどのタイプ? 自分に合ったヨガで心地の良い睡眠生活をはじめよう!

「最近いくら寝ても身体がなんだかだるい

「日中でも常に眠気がある」

「ベッドに入ってからもなかなか眠れない」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は日本人の5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えていると言われていて、まさに不眠は国民病とも言えるのです。

そもそも不眠ってなに?

誰にでもある眠れない夜

子供の頃の運動会や遠足の前日、大人になってからも大事な面接の前日や初デートの前日は、いつもと比べてなんだかすんなり寝付けない、早く寝たいのに眠れない。そんな経験をしたことはありませんか?

ただ、無事に初デートが終わったら、その日はいつものように眠れるし、その次の日以降も変わらず眠ることができますよね。

「眠れない」夜が続いてしまう

もし、「寝たいのに寝れない」という状況が何日も続いてしまうならば、それは「不眠」と言えるかもしれません。

厚生労働省によると、

・長期間にわたり夜間の不眠が続くこと

・それによって日中に精神や身体の不調が出てきて生活の質が低下すること

このふたつが不眠症と診断されるポイントとされています。

不眠にも種類があるってホント?!

一言で「不眠」と言っても、ひとによって抱える悩みは多岐にわたります。

そのため、医療や研究の世界では不眠をいくつかのタイプに分けて考えることが多いです。

タイプ分けチェックリスト

チェックが多いものがあなたの不眠タイプかもしれません。

それぞれのタイプによって原因や対策が少しずつ異なってくるので、自分はどの不眠タイプなのか知っておくことが、不眠改善の最初の一歩になります。

それでは、詳しく解説していきます。

入眠困難

・いつも寝つきが悪いと感じる

・ベッドに入ってから眠るまで1時間程度かかってしまう

・寝付けない状態を苦痛に感じる

中途覚醒

・寝ていても何度か目が覚めてしまう

・夜中に必ず起きてしまう

・一旦起きると15分以上寝付けなくなってしまう

熟眠障害

・寝たはずなのに眠れた感じがしない

・朝起きてもスッキリしない

・睡眠時間は毎日十分確保できている



タイプ毎のおすすめヨガ

入眠困難タイプの方には・・・

入眠困難タイプの方は、ベッドに入ってからあれこれ不安なことや心配なことを色々と思い浮かべてしまうことが多い傾向にあります。そしてさらに頭の中が騒がしくなってしまい、ますます眠れなくなるという悪循環に陥ってしまうことも。

そのため、まずはスムーズに眠りに入るために、眠る前はとにかくリラックスして過ごし、頭の中の雑音を減らし、安心感を感じながらベッドに入ることが重要になってきます。

 そこでおすすめなのが、夜眠る前にチャイルドポーズ・うさぎのポーズ・ジャヌシルシャーサナなどのリラックス効果の高いヨガポーズを行うことです。

また、寝転んだまま行える瞑想のヨガニードラも頭と心をスッキリすることができるのでおすすめです。

またある研究によると、足だけ温かいお湯につかる足浴も入眠困難を改善させることに効果的とされています。

 

中途覚醒タイプの方には・・・

入眠に問題がないものの、夜中に用もなく何度も起きてしまうのは、自律神経の乱れが要因のひとつとして考えられるかもしれません。

日中に優位になっている交感神経を抑え、夜には副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えることが大切です。


そのため、自律神経と深い関わりのある、背中周りにアプローチできる下記のヨガポーズがおすすめです。

・キャットアンドカウポーズ

・ガス抜きのポーズ

・ラクダのポーズ

また中途覚醒は加齢と共に起きやすくなるとも言われています。

熟眠障害タイプの人には・・・


朝起きた瞬間からだるさや睡眠不足を感じてしまうのは、寝ている間に睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」がうまく分泌されておらず、脳が起きてしまっている状態なのかもしれません。

適度な運動によって、メラトニンが分泌されるようになり、多くの場合睡眠の質が向上すると言われています。

そのため、三角のポーズや戦士のポーズなどの身体を大きく動かすヨガポーズを日々取り入れることがおすすめです。 



睡眠の大切さ

毎日を健康的に過ごすためにも十分な睡眠や休養は必要不可欠です。

睡眠の問題を放置したまま過ごしていると、徐々に心や身体に支障が出てきてしまいます。実際に、睡眠の問題がうつなどに移行するケースや生活習慣病を引き起こすケースも少なくありません。 



Uniでは、運動量のあるヨガレッスンや身体をゆるめるリラックス系ヨガレッスン、瞑想、音を浴びるサウンドバスなど睡眠に関する悩みを抱える方におすすめの、さまざまなコンテンツを毎日開催しています。

もちろんすべてオンラインなので、自分が一番リラックスできる環境で誰の目も気にせずに気楽にレッスンを受講することができることがポイントです。

不眠に悩んでいる方は、ぜひ一度Uniのコンテンツを体験してみてください。そして、毎日の睡眠を心地良いものにしていきましょう! 





出典元

 不眠を訴える入院患者への足浴の効果–不眠の種類による検討–(2013)古島・井上ほか

厚生労働省 「休養・こころの健康」

不眠症入眠障害眠りが浅い眠れない
阿部フミカ

阿部フミカ